法人税法上、所得を計算するためには、益金の額と損金の額を求める必要があることを前章で説明いたしました。
そして、その益金の額と損金の額は、企業会計上の収益の額や原価の額・費用の額等に調整を加えることで求めることも、前章で説明いたしました。
本章では、企業会計上の収益の額や原価の額等に加えるべき調整のパターンを紹介します。
具体的には、以下の4パターンがあります。
① 収益の額から金額を減算する調整(この調整を益金不算入といいます。)
② 収益の額に金額を加算する調整(この調整を益金算入といいます。)
③ 原価の額・費用の額等から金額を減算する調整(この調整を損金不算入といいます。)
② 原価の額・費用の額等に金額を加算する調整(この調整を損金算入といいます。)
次節以降、上記の4パターンの詳細について説明していこうと思います。

